自分が車を運転する時に、助手席に人を乗せた時にイラっとする事はありませんか?やはり助手席に乗せたくない人はいます。
会社の同僚や仲間内等と一緒に移動する時には、自分が運転して人を乗せる事はあるでしょう。少し大げさな言い方をしますが「人様を乗せる=命を預かる」という事なので、自分の運転で人を乗せる事はそれなりに責任を感じますし神経も使います。
にも関わらず、ごく一部ですが空気を読めない、運転手の気持ちを分かっていない人も残念ながらいます。もしこの記事を読んで自分にも当てはまる事がありましたら、十中八九嫌がられる行為なのでやめる様に心掛けましょう。
免許を持っている人はもちろんの事、免許を持っていなくて運転手の事情を知らない方には是非読んで欲しい内容です。本記事では、運転面でされたら嫌な行為をまとめます。
また、車に対してされたら嫌な行為については、下の記事にまとめてありますので是非お読み下さい。
左ミラーの視界を頻繁に塞ぐ(運転席右側の場合)
運転する立場からすると左ミラーの安全確認はかなり重要になります。ちょうど安全確認をしようとした時にミラーを塞がれると頭にきます。大体これを行う人の特徴として「空気が読めない、気配りが出来ない、仕事が出来ない」人にありがちです。
もちろん人間なので動いてはいけないという事はありません。たまにならまだしもミラーを塞ぐ人は何度も何度も行う傾向があります。免許を持っていないならまだ仕方が無いですが、免許を持っているのにも関わらず、ミラーを何度も何度も塞ぐ人は経験上、運転が下手な傾向がある様です。
実際にこれをよく行う人は過去に二人いましたが、一人は狭い道でも結構スピート出したり、視界の悪い十字路でも徐行もしない様な運転するタイプで過去にも複数回免停になっていて、挙句の果て免許取り消しになった様な人です。
もう一人は若くて運転歴が浅くて仕方無い部分はありますが、「自分が運転します」と言ってきたので運転させたところ、ブレーキングから安全確認からとにかく下手で、こちらが「もういい、変わる」と言うくらい全てにおいて下手でした。
日頃から安全運転を心掛けている人であれば、このタイミングでミラーを確認する筈だから邪魔しない様にしようと思う筈です。免許を持っているのに何度も塞ぐという事は安全運転をするという概念が無いのでしょう。
こういった事から、ミラーを頻繁に塞ぐ様な人は、高確率で運転が下手、あるいは危険な運転をすると思うのでその人の助手席にはなるべく乗らない事をお勧めします。
助手席に乗る人はあまり安全確認をしない方がいい
運転手にとって一番嫌なことは自分の目で安全確認を出来ない事です。狭い脇道から広い道路に出る時等に、たまに気を利かせて「左オッケー」等と言う人がいます。この行為自体は全然問題無いのですが、助手席に乗っている人がわざわざ前に出て運転手の視界を塞ぐという行為は絶対にやめて欲しいと思います。
もし仮に事故が起こった場合はお互いに嫌な気持ちになります。自分の目で見て、自分の判断で事故った場合は全て自分の責任と受け入れる事が出来ますが、視界を塞がれて指示に従って事故が起こっても結局運転手の責任になるのです。こうなるのなら運転手の立場からすると「どうせ自分の責任になるのなら自分で確認したい」と思うのです。
なので運転手の視界を塞ぐ行為は絶対にやめましょう。もっとも運転手側から安全確認を出来なく困るのは左前ではなく、左後ろのミラーの死角の部分です。こういった場合は大抵運転手の方から「左見えないから確認して!」と頼む事があります。
なるべくなら、こういった場合のみ安全確認してもらうと助かります。助手席に乗る人は、なるべく前に出ない様にしましょう。
指示が急だったり優柔不断
例えばコンビニの近くを通った時等に急に「そこのコンビニに寄って!」等と言う人がいます。別に頼む行為は良いのです。問題は急に言ってくる事です。片側1車線ならまだしも2車線目、3車線目等を走っている時に急に言われると特に頭にきます。
運転手の立場からすると、特に流れの速い大通りからコンビニ等に入る時は後続車との車間距離を気にしたり、歩道を横切る時にも歩行者や自転車にも気を付けなければならないので、出来る限りは早めにウインカーを出して緩やかに減速して入っていきたいものです。それを急に言われると後続車に迷惑がかかってしまいます。
また、道案内する時に交差点付近で右に曲がるのか左に曲がるのかハッキリしてなくて交差点直前で急に逆を言われると物凄く頭にきます。
道路は自分達の車だけ走っているのではありません。前、横、後ろにも車はいるのです。それを急に進路を変えたり減速したりすると事故の元となりますので、急に言ったり、優柔不断な道案内は絶対にやめましょう。
信号無視や追い越し等の違反行為をほのめかす
特に人を乗せている時は、自分が一人で乗っている時よりも、無茶な運転をしない様に心掛けるものです。例えば信号が黄色信号になった時も、普段の自分なら行くタイミングでも、人を乗せている場合は止まる様にする場合はあります。やはり人を乗せている以上怖い思いや、事故には合わせたくないといつも以上に思うものです。それなのに「行っちゃえ」等と言われると頭にくる場合があります。
また、追い越し禁止区間の所でも、前の車が遅い時等に「追い越したら?」等と言ってくる人がいます。もし仮に事故になってしまったら違反をしている側が更に不利になってしまいます。
事故になっても、違反切符を切られるのも結局運転手の責任になります。「助手席に乗っている人に言われたから」と言っても通用するものではありません。違反をほのめかす行為は絶対にやめましょう。
口を出されるよりも黙って寝てくれた方がよっぽどいい
これはおそらく感じ方が真っ二つに割れると思いますが、助手席で寝られても頭にこない人の方が多いと思います。少なくと私の場合は隣で寝られても全然頭にきません。むしろ「寝る=運転を信用してくれてる」と捉えられるので、口を出されたり視界を塞がれるよりも寝てくれた方が、運転に集中出来るのでよっぽど良いと思っています。
ただ中には隣で寝られると頭にくるという人もいますので、もし寝てしまったら「ごめん、運転が上手いから寝ちゃった」等と言えば、仮に頭にきてたとしても大目に見るでしょう。
助手席に乗せたくない人のまとめ
今回挙げた内容は、運転面においてされたら嫌な事をまとめました。
・急な指示や、優柔不断な指示をする。
・違反行為をほのめかす。
ただし危ない時は「危ない」「車が来てる」等と言ってもらっても全然問題ありません。事故になるよりはよっぽどマシです。これらの指摘で怒る様な人であれば、日頃から危険な運転をしている傾向があるので、なるべくならその人の運転で乗らない様にした方が無難です。
もし運転を頼んだ時に、拒否されたり、快く思っていない表情をされたら原因は過去のあなたの言動にあるかもしれません。
安全運転を行う為には、冷静でいられる事と視界の確保です。助手席に乗る人は、なるべく「運転面で口を出さない、視界を塞がない」という点を心掛けましょう。
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