本州から北海道へ車で行くならフェリーを利用!航路と注意点!

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ドライブをするのが好きな方にとっては「自分の車で北海道に行ってみたい」という方もいるでしょう。

フェリーを利用すれば自分の車で北海道に行く事が可能ですが、注意点や知っておいた方がよい事がいくつかあります。

フェリー

本記事ではフェリーを利用して車で本州から北海道に行く事についてまとめていきます。

本記事で分かる事
  • 本州と北海道を繋ぐ航路について
  • フェリーに乗る時の注意点
  • 北海道に着いてから帰るまでのルートの考え方

特にフェーリーに乗る事、北海道に行く事が初めての方は参考にして下さい。

本州から北海道へ車で行く方法はフェリーのみ

本州から北海道へ車で行く方法はフェリーの一択になります。

しかしながら本州(青森)と北海道(函館)を繋ぐ青函トンネルがあるのでよく【Yahoo!知恵袋】や【教えて!goo】で「青森から北海道へ車で行けますか?」等の質問を見かけますが、青函トンネルは鉄道のトンネルであって一般の方が車で通る事が出来ません。

フェリー航路の注意点として
  • 航路と便数はそれ程多くはない
  • 北海道にある港(フェリーターミナル)で本州に行けるは小樽、苫小牧、函館の3ヵ所のみ
  • 本州にあるフェリーターミナルで北海道に行けるのは大間、青森、八戸、秋田、仙台、新潟、大洗、名古屋、敦賀、舞鶴の10ヵ所

北海道にあるフェリーの港

上の画像から分かると思いますが、北海道と本州を繋ぐ航路のあるフェリーターミナルは西側にしかありません。なので東側に行くとなるとかなり走りごたえがあるので車で北海道に行くなら西側だけにしておいた方が無難です。

先に重要な事を伝えますが、北海道はとても広く移動時間がかなりかかるので短期間で何ヵ所も行こうとする事は無理だと考えておいた方がよいです。

本州にあるフェリーターミナルを選んだら航路が決まっていて北海道にあるフェリーターミナルの選択肢はありません。例えば大洗からだと苫小牧にしか行けないので、あとは苫小牧に着いてから車で移動する形になります。

北海道は広いのでどこに行くのか先に決めておいて本州にあるどのフェリーターミナルから乗るのか決める形になります。

ではこれから航路を紹介します。

本州と北海道を繋ぐフェリー航路

本州と北海道のフェリー航路

画像引用元:飛行機だけだと思っていない?本州から優雅に向かう「北海道上陸ルート」9つ|北海道Likers

航路便数所要時間旅客運賃乗用車運賃(1名)運航会社
大間~函館2便(日)1時間30分2,160円~11,650円~(軽)
15,000円~(6m未満)
津軽海峡フェリー
青森~函館16便(日)3時間40分2,100円~14,900円~(4m未満)
16,700円~(5m未満)
青函フェリー
津軽海峡フェリー
八戸~苫小牧4便(日)7時間30分~
8時間30分
5,600円~21,000円~(4m未満)
27,000円~(5m未満)
シルバーフェリー
秋田~苫小牧6便(週)10時間30分5,300円~13,700円~(3m未満)
17,100円~(4m未満)
21,100円~(5m未満)
新日本海フェリー
仙台~苫小牧1便(日)15時間20分9,000円~28,600円~(5m未満)
+5,500円(1m増す毎)
太平洋フェリー
新潟~小樽6便(週)16時間30分7,500円~19,400円~(3m未満)
21,700円~(4m未満)
24,500円~(5m未満)
新日本海フェリー
新潟~秋田~苫小牧6便(週)18時間15分7,500円~19,400円~(3m未満)
21,700円~(4m未満)
24,500円~(5m未満)
新日本海フェリー
大洗~苫小牧
12~14便(週)17時間45分9,800円~29,700円~(5m未満)
35,000円~(6m未満)
商船三井フェリー
名古屋~苫小牧
(仙台経由)
1便(2日)40時間11,700円~37,000円~(5m未満)
+6,500円(1m増す毎)
太平洋フェリー
敦賀~苫小牧1便(日)20時間35分11,100円~31,800円~(3m未満)
34,100円~(4m未満)
43,200円~(5m未満)
新日本海フェリー
敦賀~新潟~
秋田~苫小牧
1便(週)31時間15分11,100円~31,800円~(3m未満)
34,100円~(4m未満)
43,200円~(5m未満)
新日本海フェリー
舞鶴~小樽1便(日)20時間55分11,100円~31,800円~(3m未満)
34,100円~(4m未満)
43,200円~(5m未満)
新日本海フェリー
フェリーは車を乗せると結構料金が高くなりますが人のみだとかなり安くなります。なので単純に北海道にまったりと旅行のみをしたい場合はフェリーで移動すると結構料金を抑える事が出来ます。

上の画像と表を見たら分かると思いますが、東北地方が一番北海道に行ける航路があります。なので東北地方からそれ程離れていない方なら東北地方にドライブしながら北海道に行くのもよいでしょう。

表の注意点として
  • 所要時間は本州から北海道(逆だと更に時間が長くなる場合有り)
  • 料金は一番安い時期で一番安い部屋の場合
  • 2022年12月3日のデータ
フェリーの料金と所要時間を見て車で行く事は現実的ではないと感じた方は北海道に着いてからレンタカーを利用するという選択肢もあります。レンタカーを安くするなら「北海道のレンタカー最安値比較なら「レンナビ」 」がおすすめです。詳しくは下の記事をお読み下さい。

フェリーに乗るなら必ず予約を

フェリーの場合は便数が少ないので予約は必ずしておいた方がよいです。

各フェリー会社のホームページからでも予約出来ますが、総合旅行予約サイトskyticket(スカイチケット)を利用すると会員登録不要で手っ取り早く予約出来ます。

スカイチケットの特徴
  • 会員登録が不要の為使い勝手がよい
  • 日本全国のフェリー30社以上の船旅予約を提供している国内最大級のフェリー予約販売サイト
  • お得な割引プランやスカイチケット限定プランなどの検索・予約が可能
    ⇒フェリー会社のホームページから予約するよりも安くなる場合がある

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フェリー内について

私が初めてフェリーに乗った時の感想として「とにかく長い」これに尽きます。ちなみに乗った事があるのは青森-函館間です。

他の航路と比べると所要時間は2番目に短い3時間40分ですが、これだけでもかなり長く感じます。と言うのもフェリーは携帯も繋がらなくなりますし、揺れますので今まで乗った乗り物とは違った感覚になり結構時間が長く感じます。

なので時間の潰し方は色々と考えておいた方がよいです。時間以外にも注意点をまとめていきます。

フェリーの注意点まとめ
  • 携帯が繋がらなくなる区間があるので時間を潰す方法を考えておいた方がよい
  • 結構揺れる場合があるので乗り物酔いしやすい方は対策を(薬、すぐに寝る等)
  • フェリー内に車を入れると排気ガスが充満していて臭いので入る前に窓を閉めて内気循環に切り替えておいた方がよい
  • 航海中は車に戻れないので忘れ物が無い様に

乗り物酔いしやすい方は↓

乗船手続きと車の乗り降りについて

車をフェリーに乗せる場合は出航時間よりもかなり早めに乗船手続きを済ませる必要があります。(目安として出航時間の60~90分前)
※フェリー会社や時期によって異なるので要確認

乗船手続きの時には車検証が必要になりますので忘れない様にしましょう。

乗船手続きの時にどこから車を入れるのか案内してくれるので案内された所で並んで係員の指示に従って車を入れましょう。

乗る時は結構時間がかかりますが、降りる時は到着時間の少し前にアナウンスが流れるので車に乗って待機して到着したらあとは特に止められる事が無い(下船の手続きは無い)ので割とスムーズに流れます。

なのでターミナルを出る時に迷うと思うので待機中にカーナビを設定しておいた方が無難です。

カーナビについては下の記事をお読み下さい。

プライベートを保ちたいなら個室を

フェリーの場合、一番安い部屋を選ぶと雑魚寝になります。

いしかりの2等和室

画像引用元:いしかり|船舶紹介|太平洋フェリー

大きな部屋に靴を脱いで入って毛布や布団や枕があってあとは適当な所に寝るだけです。見ず知らずの人の隣で寝る事も十分にあり得ます。
※女性専用の部屋もあります

上の画像は太平洋フェリーですが、仕切りがあるのでまだ良い方です。津軽海峡フェリーや青函フェリーの場合は仕切りも無く毛布と枕があるだけです。

津軽海峡フェリーのスタンダード

画像引用元:ブルードルフィン|船舶のご紹介|津軽海峡フェリー

もっとも青森-函館間は航海時間が短いというのもありますが。

なので雑魚寝が嫌なら個室にするべきです。個室はカプセルホテル風やビジネスホテル風の部屋の様な感じになります。

いしかりのS寝台

いしかりの1等客室(バリアフリー対応洋室)

画像引用元:いしかり|船舶紹介|太平洋フェリー

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フェリー内は個室、立ち入り禁止以外は自由に動いてよし

特にフェリーに初めて乗る方ならフェリーの中を色々と見て回ると割と時間が潰せます。フェリーの中は個室と立ち入り禁止以外の所なら自由に動けるので船内を歩き回るとよいでしょう。

天気が良い日は外に出ても大丈夫な場合もあります。

フェリーから見た函館

フェリーの最後尾から撮った写真

また船舶の種類によってはゲームコーナーがあったりする場合もあります。

フェリー内のゲームコーナー

大きな部屋の場合はベタっと床に座る形になりますが、船内には所々座れる所があるので大きな部屋が苦手な方は船内にある椅子に寝る時以外は座っているとよいでしょう。

函館と札幌に行くとなると少し厄介

道内に入ってからマイカーで走りながら観光するルートの考え方についてまとめます。

北海道のフェリーターミナルがある小樽、苫小牧、函館は観光地としてもランキングの上位に入っているのでターミナル周辺は観光の行先として入れるとよいと思います。

また北海道に行くなら札幌市に行くという方も多いでしょう。小樽、札幌、苫小牧の周辺に行く位ならそれ程距離が離れていないので問題はありません。ただし「車で札幌と函館には絶対に行きたい」となると少し厄介です。

下の画像を見て下さい。

北海道の高速道路

画像引用元:北海道で初めての高速道路開通から50年「広い大地と、これからも。」|NEXCO東日本

札幌から函館は高速道路が完全に繋がっていない上に結構離れています。

高速道路を利用しての移動時間は以下の通りです。

移動時間の目安として
  • 小樽-札幌:45分程(約40km)
  • 苫小牧-札幌:1時間10分程(約70km)
  • 函館-札幌:4時間20分(約310km)

特に函館と札幌には絶対に行きたいとなると片道だけで4~5時間は大体かかるのでかなり移動時間を取られる事は頭に入れておいて下さい。

また函館の航路は大間か青森になるので注意が必要です。特に東北地方よりも南に住んでいる方の場合は函館ターミナルを利用するとなると本州ではかなりのロングドライブとなります。

函館ターミナルを利用せずに函館まで行ったらまた戻る形にはなりますが、小樽か苫小牧ターミナルを利用した方がよい場合もあります。

札幌と函館に必ず行く場合の例
  • 函館ターミナルを利用せずに小樽または苫小牧ターミナルを利用(道内ではロングドライブ)
  • 函館ターミナルと小樽または苫小牧ターミナルを利用(本州ではロングドライブ)
  • 函館ターミナルのみを利用(青森に近い方推奨)

冬に行くなら万全の装備を

中にはスキー等の目的で冬に車で行きたいという方もいるでしょう。

北海道で冬に車を運転するなら最低限揃えておきたい物があります。

冬の北海道で車を利用する時に必要な物
  • スタッドレスタイヤ
  • スノーブレード(冬用ワイパー)
  • スノーブラシ
  • 解氷剤
  • 凍らないウォッシャー液

北海道ではチェーンを巻く人はほぼいませんが上の5つは必需品です。
※北海道にはチェーン規制が無いのでチェーンは必需品ではありません

北海道の道路は街中さえ走らなければ国道や道道は割と除雪が行われるのでスタッドレスタイヤさえ履いていれば走れますがアイスバーンは要注意です。

スタッドレスタイヤを安く買うなら↓

TIREHOOD|タイヤフッド

またFRの車なら絶対に行かない方がよいです。欲を言えば4WDの方がよいですが、実際に道民の方でもFFの車で走っている方も結構いるくらいなので最低FFであればそれ程問題ありません。

雪国に行く時の車の装備について詳しく知りたい方は下の記事をお読み下さい。
スタッドレスタイヤを安く買う方法については下の記事をお読み下さい。

まとめ

では最後にまとめます。

北海道にフェリーで行く場合のポイント
  • フェリーの便数と航路はあまり多くない
  • 北海道は広いので短期間だと何ヵ所も行けない
  • フェリーターミナルは北海道の西側にあるので東側に行くのは不向き
  • 札幌と函館に行く場合は車で長距離走る様になる
  • プライベートを保つなら個室を選んだ方がよい
  • フェリーに乗る場合は必ず予約を⇒全国フェリー予約【スカイチケット】
  • 冬に行くなら万全の装備をすべき

行先を決めてルートを決めてから行きと帰りのフェリーを予約しましょう!

この記事を書いた人

・2020年9月にエブリイ(DA17V)を購入
・2011年からタブレットを使用
・スマホよりもタブレット派
・ゴールド免許維持中
・北海道に居住歴有り
・建築業の勤務経験有り
・保有資格:一級建築板金技能士
・ガソリンスタンドの勤務経験有り
・不動産会社の勤務経験有り

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