洗車を行う場合は主に4パターンあります。自宅で手洗い洗車、洗車専門店、ガソリンスタンド等の洗車機、コイン洗車場(セルフ洗車場)での手洗い。
この中でもコイン洗車場の手洗いは他には無いメリットがあると思います。

セルフ洗車機には色々な種類がありますが、高圧洗浄の物をおすすめします。
本記事では、コイン洗車場そのものに行った事が無い、あるいは慣れていない方の為に、コイン洗車場の有効的な利用方法を説明していきます。
- コイン洗車場でのマナーと注意点
- セルフ洗車機の使い方
- セルフ洗車機を使う時に揃えた方が良い物の紹介
コイン洗車場で効率良く車をキレイにしたい方は参考にして下さい。
コイン洗車場でのマナーと注意点
コイン洗車場には自分だけでなく色々な人が来るので最低限のマナーは守りましょう!
- セルフ洗車機の使用が終わったらすぐに拭き取りスペースへ移動する
- 周りの人に水がかからない様にする
- 混んでいる時はワックスがけ等の時間がかかる事は行わない(禁止の所もあります)
- 掃除機をかけない場合は掃除機が設置している拭き取りスペースになるべく停めない
セルフ洗車機でのメリット
セルフ洗車機には何種類かありますが、高圧洗浄の物を使う事をおすすめします。何故かと言うと、タイヤハウスや車の下部等の手が伸ばしづらい所まで意のままに洗いたい所を洗えるからです。
自動洗車機は種類よっては下部洗浄を出来る物もありますが、タイヤハウスの細かい所までは洗えません。
また洗う前に、ガラスの水垢・油膜取りや、洗った後にガラスのコーティングやワックスを塗る場合にも適しています。
※ガラスのコーティングやワックスがけは混んでいない時に行いましょう!(禁止のコイン洗車場もあるので要確認)
有料の掃除機もあるので室内清掃を行う事も出来ます。
セルフ洗車機の料金は水洗いが300~400円、掃除機が100円位が相場です。
コイン洗車場を使用する時に用意しておいた方が良い物
セルフ洗車機を使用する場合に用意した方が良い物をまとめます。
- 洗車タオル:吸水性の良い物
- スポンジ:好みによります
- バケツ:コイン洗車場に置いてある場合もあります。また毎回必要という訳ではありません。
- カーシャンプー:好みによります
ちなみに私の場合は洗車タオルしか使っていません。キズを付けたくない、汚れをしっかり落としたいという方は、スポンジとカーシャンプーを使った方が良いでしょう。
バケツはガラスの水垢、油膜落としをする場合のみ使っています。
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洗う時のポイントと注意点
セルフ洗車機で洗う時は以下の事を意識しましょう。
- 車の停め方はややセルフ洗車機寄りに停める
⇒ホースが均等に伸びる位置に停める - ホースは背中の後ろに回す
⇒ボディーにホースが当たらない様にする為 - 水は角度を付けて当てる
⇒垂直に当てると強すぎてボディーが傷む可能性がある為 - 高圧洗浄機なので水をかけるだけでタイヤ、ホイール、タイヤハウス、車の下部もある程度は洗える
高圧洗浄機で水を流すだけでは汚れは落ちない
実際にコイン洗車場に行くと高圧洗浄機で水洗いを1回だけ行って(つまり水を流すだけで)、あとは拭くだけという方も多いですが、この方法はあまりおすすめ出来ません。
高圧洗浄機を使っても汚れが全て落ちる訳ではありませんので、汚れが残った状態で拭くとにボディーにキズが付いてしまいます。
水を流しただけで吹き上げると必ずと言っていい程、窓やボディーに吹きムラが残って仕上がりがとても汚くなるので、高圧洗浄機をかけてから必ずスポンジかタオルで洗う(擦る)様にしましょう。
コース選びは水洗いで十分!目的別の洗い方
セルフ洗車機には色々なコースがあります。主に、水洗い、洗剤洗い、ワックスがけがありますが、水洗いのメニューを選ぶだけで十分です。何故かと言うと洗剤やワックスはそれ程効果が無いからです。
丁寧に汚れを落としてキレイに仕上げたいのなら洗剤(カーシャンプー)とワックスは自分で用意しておいた方が良いでしょう。
セルフ洗車機のメニューの選び方は洗車機の種類にもよりますが、「水洗い⇒休止⇒水洗い」のメニューか、無ければ水洗い(一番安いコース)を2回がおすすめです。
これから具体的に洗い方のポイントを説明します。
水洗いだけでササっと洗う場合
まめに洗っている方や汚れがあまり無い場合は水洗いのみでササっと洗うだけで十分です。先述しましたがメニューは「水洗い⇒休止⇒水洗い」というコースがあればこのコースで良いのですが、無ければ一番安い水洗いのコースを2回行いましょう。
- 高圧洗浄機で車全体を洗う
⇒洗っている時にタオルまたはスポンジも一緒に濡らしておく(ワイパーに挟んでおけば飛びづらくなります)
⇒車の下部、タイヤハウスも忘れずに洗う - 高圧洗浄機が止まったら濡れたタオルまたはスポンジで洗う
⇒ドアバイザーの内側、ホイール等の細かい部分も洗う - 高圧洗浄機で汚れを流す
⇒汚れはすぐに流れるので車の下部、タイヤハウスの内部等の手で洗いづらい所を重点的に
カーシャンプーを使って念入りに洗う場合
カーシャンプーを使う方は念入りに洗いたいという方が多いでしょう。コースは水洗い(一番安いコース)を2回行って思う存分時間をかけて洗いましょう。
- バケツを用意してカーシャンプーを適量入れておく
- 高圧洗浄機で車全体を洗う
⇒バケツに水を入れてカーシャンプーを泡立たせる
⇒洗っている時にタオルまたはスポンジも一緒に濡らしておく(ワイパーに挟んでおけば飛びづらくなります)
⇒車の下部、タイヤハウスも忘れずに洗う - 高圧洗浄機が止まったらバケツに溜めたカーシャンプーにスポンジを浸して洗う
⇒ドアバイザーの内側、ホイール等の細かい部分も洗う - 高圧洗浄機で汚れを流す
⇒泡が残らない様に細部まで水をかけて流す
⇒車の下部、タイヤハウスの内部等の手で洗いづらい所も流す

カーシャンプーでキレイに細部まで洗ったのなら、その後に拭き取りスペースでワックスをかけると効率的です。濡れた状態で塗れるワックスが良いでしょう。
ガラスの水垢・油膜を落としてから洗う場合
数カ月に1回はガラスの水垢や油膜を落とした方が良いでしょう。セルフ洗車機で洗う前に行っておくと効率的です。
「水垢取りパッド」だけで水垢と油膜が同時に落とせますが、油膜が酷い場合は「油膜取りパッド」で先に油膜を落としてから「水垢取りパッド」が効率的です。
- バケツに水を入れておいて濡らしたタオルでガラスの汚れを落とす
⇒汚れが付いた状態だとキズの原因になるので定期的にタオルを濯ぐ - パッドを使って油膜・水垢を落とす⇒定期的に濡らしながら行う
- 高圧洗浄機で車全体を洗う
⇒窓を重点的に流して研磨剤が残らない様に
⇒洗っている時にタオルまたはスポンジも一緒に濡らしておく(ワイパーに挟んでおけば飛びづらくなります)
⇒車の下部、タイヤハウスも忘れずに洗う - 高圧洗浄機が止まったら濡れたタオルまたはスポンジで洗う
⇒ドアバイザーの内側、ホイール等の細かい部分も洗う - 高圧洗浄機で汚れを流す
⇒泡が残らない様に細部まで水をかけて流す
⇒車の下部、タイヤハウスの内部等の手で洗いづらい所も流す
水垢と油膜を落としたら、ついでに拭き取りスペースでガラスにコーティングを行うと効率的です。
洗車した後拭き取りスペースで行う事
先述しましたが洗車が終わった後は次の人の為に速やかに拭き取りスペースに移動しましょう。
拭き取りスペースでは拭き上げはもちろんですが、ガラスのコーティングやワックス掛け、室内清掃も行えます。掃除機をかける時は出来ればマットを外してからかけた方が効率的です。
車内の内窓やダッシュボードを拭く場合は下手に洗剤を使うよりも精製水の方が汚れが付きづらくなります。
内窓を拭く時は洗車タオルを2枚用意して1枚を精製水で濡らした物で拭き、もう1枚の乾いたタオルで拭くとキレイに仕上がります。ただし新しいタオルでは吸水性が悪いので内窓を拭く時はある程度使い込んだタオルの方が適しています。
コイン洗車場を上手く使う為には
コイン洗車場は全て自分で行うで結構時間がかかってしまいます。なので行く時に今回はどこからどこまで行うのか決めておくと良いです。
- 洗車+掃除機
- 洗車+水垢・油膜落とし+ガラスコーティング
- 洗車+ワックスがけ
- 洗車+ダッシュボード、内窓拭き
一度にまとめて行うのは大変なので、洗車は必ず行うとして他の事(掃除機、水垢・油膜落とし、ガラスコーティング、ワックスがけ、ダッシュボード拭き、内窓拭き等)はローテーションを組むような感じで行うと、常に車がキレイな状態でいられます。
コイン洗車場を利用してもあまりキレイに出来なかった方は本記事の内容を是非試して下さい!
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