迷惑駐車されると頭にきますよね?
私自身も何度かされて困ったことがあります。自分が停める駐車スペースに直接停められたり、駐車スペースの近くで停められて自分が入れなかったりと。
その様な時には大体仕事(特に建築系が多い)で近くにいて故意に行っているケース(「契約者または家の人が来た場合は何か言ってくるからその時どかせばいいや」という考え)が多いです。
大抵の場合は駐車場の付近に来たら、謝りながらすぐに動かしに来ます。(たまに態度が悪い者もいますが)
問題は停めた者が近くにいなくてどうにもならない時です。
本記事では迷惑駐車で頭を悩まされている方に対しての対策を紹介していきます。
警察に通報しても対応してくれるのは公道だけ
まず最初に留意して頂きたい点は「警察が対応してくれるのは公道のみ」です。警察は公道での道路交通違反には対応してくれますが、それ以外は対応してくれません。
公道で上記の場所に停めて運転手が離れてただちに動かせない場合は駐車違反になるので通報する事によって警察が対応してくれます。
迷惑駐車として2に該当するケースが一番多いと思います。つまり自宅・会社・店舗・駐車場等の車の出入り口から3m以内の道路(公道)に車が停まっていて邪魔な場合は通報すれば警察が対応してくれます。
ただし実際に家の付近で停められるケースは冒頭でも述べましたが、近くに仕事などで故意に行っている場合が多いので自分が近づけばすぐに車を動かしに来る場合が多いです。
警察が動いてくれるまではそれなりに時間がかかる場合もありますので、まずは自分が迷惑駐車してる車に近づいてみてしばらくの間は様子をみた方が良いと言えます。
ただし同じ人に何度も行われていて相手に二度と停めさせない様にする為には、通報して警察に動いてもらった方が反則金と違反点数も課す事が出来るので効果的です。
私有地での迷惑駐車は警察は対応してくれない
公道では警察が対応してくれるのでまだ良いとしても、特に困るのは私有地に停められた場合です。
迷惑駐車に頭を悩まされるパターンは公道よりも私有地に停められる方が圧倒的に多いでしょう。
ただ警察が介入出来ないからといって、相手に対してやられたからやり返すという行為は絶対にやめましょう!
上記の様な事を行うと違法行為になりますし、そもそも迷惑駐車を行う様な人は基本的に「常識が無い人」もかなり多いので更に何をしてくるのか分かりません。逆切れして「器物破損だ」とか訴えてきたり更に酷い嫌がれせを行ってくる可能性すらあります。
重要なのは停めさせない事と繰り返させない事です
迷惑駐車させない為の対策
まずは迷惑駐車をされづらい環境を整える事が重要です。何も対策されていないと「停めても大丈夫だな」と思われて同じ車が何度も停める様になってしまいます。
なので停めづらくさせる為には看板等で駐車をしてはいけないと伝える事、コーン等の障害物を置く事、防犯カメラを設置する事が有効です。
店舗等の駐車場でよく迷惑駐車をされる場合
店舗等の駐車場の場合、迷惑駐車をさせない為にはまずは看板を設置する事が良いでしょう。もちろん100%という訳ではありませんが看板を目にする事によってある程度の人は停める事を避ける様になります。
駐車場が広い場合は出来るだけ枚数を多くして目立つ所に設置する事をおすすめします。
自宅付近の私有地で迷惑駐車をされる場合
自宅の車の出入り口が公道ではなく私有地(私道)の場合は警察が対応してくれないので看板やステッカーを張ったりコーンを置くと効果的です。
私有地ならコーンを置いても問題ありません。
契約駐車場で迷惑駐車をされる場合
契約駐車場の車の出入り口付近の公道の場合は警察が対応してくれますが、駐車場内の迷惑駐車に対しては対応してくれません。やはり看板やコーンが有効的です。
ただ契約者が個人的に行うのであればコーンよりも場所を取らないスタンドの方が使い勝手が良いでしょう。
【オーナー向けの看板】
水を入れる事によって重くする事が可能
私有地なら防犯カメラを設置
私有地での迷惑駐車対策として最も効果的なのは少しお金がかかりますが防犯カメラを設置する事です。迷惑駐車対策以外にも防犯、当て逃げされた場合にも有効となるので役に立つ場面は多くなります。
防犯カメラは記録も残るので後々法的措置を行う時にも有効です。
防犯カメラの設置を考えている方は↓から複数社に無料で見積・問い合わせが行えます!
同じ車両(人)が何度も迷惑駐車してきた場合は張り紙等で警告
迷惑駐車されても黙って何もしなければ、同じ車が何度も停める様になってしまいます。
特に店舗の駐車場の場合はコーンを置く訳にはいかないので看板を設置しても迷惑駐車される場合は最終警告として張り紙等で知らせると効果的です。
直接的に無断駐車をしてはいけないと伝える事が重要になります。
相手をドキッとさせる為の良い物があるので紹介します。「駐車違反警告ステッカー」という物です。
下の画像の様な本物の駐車違反切符そっくりのステッカーが自分の車に張られていたらほとんどの人がドキッとする筈です。
一番の目的は相手に二度と停めさせない様にする為の警告です。
例えば自宅前の公道に停められた場合は、警察に通報する事は可能ですが「通報までは気が引けるけど二度と停めてもらいたくない」と思っている人や、店舗のオーナーの場合は「法的措置までは行いたくけど二度と停めてもらいたくない」と思っている方には有効的なアイテムとなるでしょう!
↓から購入する事が出来ます!
通常の張り紙よりもこだわる事によって「迷惑駐車をしないで欲しい!」という本気度がより伝わる様になる筈です。
警告を行っても迷惑駐車をされるなら法的措置を
何度も警告を行っても同じ車が停め続けるのならやはり法的措置を行うしかありません。弁護士に相談すれば最善の方法で対応してくれるそうです。
一度や二度にとどまらず、何度注意しても無断駐車がなくならない、むしろ逆恨みをされて器物破損などの被害を受けた、という場合は、損害賠償請求を検討しましょう。
無断駐車をしている人に損害賠償を請求するためには、まず車の所有者を特定しなければなりません。
私有地に無断駐車されている場合は、自動車検査登録事務所または各地の陸運支局に「登録事項等証明書」を請求することで、当該無断駐車の車を特定することができます。
登録事項等証明書で無断駐車をしている人の住所・氏名が判明したら、損害賠償の支払いを求める内容証明郵便を送付します。
それに応じない場合は支払い督促の申し立てをしたり、最初から損害賠償の支払いを求める訴訟を提起することになります。
このように、実際に損害賠償請求に向けて行動を起こすときは、弁護士への相談がおすすめです。
弁護士であれば職務に基づき登録事項等証明書の請求を行うこともできますし、内容証明書の作成、さらには訴訟手続についてもあなたの代理人として行うことができます。
もちろん、訴訟等に至らなくても無断駐車をやめるように相手方と交渉することも可能です。
弁護士は、それぞれの事案に応じた最善の方法で手続を進めていきます。
簡単にまとめると弁護士に依頼すれば、書類関係の面倒くさい手続きも行ってくれて相手を特定する事が出来ますし、相手に対して自分が直接言わなくても弁護士が対応してくれるのでそれ程嫌な思いをする事は無い、という事です。
法的措置を考えるならまずは無料相談↓
法的措置まで行うとそれなりに面倒だと思うので、まずは手軽に行える看板やコーンやステッカーで試してみる事をおすすめします!
コメント