本記事では、これからタブレットの購入を考えているけど、まだタブレットその物がよく分からない方の為に初心者の方が混乱するであろう事に対して解説していきます。

タブレットについて以下の様な事を疑問に思った事はありませんか?
- タブレットにSIMカードは必要?
- Wi-Fiモデルって何?
- LTEモデルって何?
- タブレットの回線はどうすればいい?
全て分かる様に解説していきます。
これからタブレットの購入を考えているけどタブレットそのものがまだよく分からない方は参考にして下さい。
※回線についてはスマホを最低1台契約しているという前提で説明していきます。
タブレットにはLTEモデルとWi-Fiモデルがある
タブレットにはLTEモデルとWi-Fiモデルがありますが違いはSIMカードを挿し込めるタイプがLTEモデル、SIMカードを挿し込めないタイプがWi-Fiモデルとなります。
個々について説明していきます。
タブレットのLTEモデルとは
タブレットのLTEモデルはイメージとしてスマホの画面が大きくなった版だと思って下さい。ただし機種の中には通話機能が無いタブレットも結構あります。
- SIMカードを挿し込めるタイプ
- 基本的には回線契約を前提としている
- スマホの画面を大きくしたイメージ
- 通話機能が無い機種も多い
- SIMフリータブレット、cellular(セルラー)モデルと言われる事もある
- 大手キャリアからも販売される
- SIMカードを挿さなくてもWi-Fi環境があればWi-Fi接続も出来る
- 価格は同スペックならWi-Fiモデルよりも高い
LTEモデルは回線契約する事を前提としてタブレット単体でも使用出来るタイプです。なのでどの回線を契約するかも重要になってきます。
タブレットのWi-Fモデルとは
タブレットのWi-FiモデルはLTEモデルの下位互換だと思って下さい。
- SIMカードを挿し込めないタイプ
- Wi-Fi接続のみ
- 通話機能が無い
- 大手キャリアからは販売されていない
- 価格は同スペックならLTEモデルよりも安い
- スマホからテザリング
- ポケットWi-Fiを契約
- 家で固定回線を契約している場合は無線LANルーターを使用してWi-Fi接続
- 公衆Wi-Fiを利用
Wi-Fiモデルは基本的には単体では使えない為、回線をどの様に利用するかがポイントになります。
LTEモデルに向いている人
LTEモデルに向いている人は「多少お金がかかってもタブレットを単体で使える様にしたい人」です。
つまり外でタブレット使うのにわざわざWi-Fi接続をしたくないとう人です。

外でタブレットを使う場合、Wi-Fi接続するという事は一般的にスマホでテザリングするかポケットWi-Fiを持ち歩くのどちらかになります。
当然Wi-Fiを供給する側はバッテリーも消耗してしまいます。接続する手間やバッテリーを管理する事が面倒だと思う方はLTEモデルをおすすめします。
ではLTEモデルにする場合どの様な回線があるのかをまとめていきます。
スマホのシェアパックを利用
スマホの回線を既に大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で契約している方やシェアパックを取り扱っている格安SIMに契約している方はシェアパックを利用する事が一番手っ取り早いです。
シェアパックを利用する事によって色々と手間が省けます。
シェアパックとは、1回線の契約に対してデータ通信量を共有出来るサービスです。他の呼び方としてデータシェア、シェアプラン等と呼ばれたりします。大手キャリアは全て取り扱っていて格安SIMは取り扱っている所といない所があります。
大手キャリアの場合はキャリア内で取り扱っているタブレット端末を購入する事も可能です。
ドコモの方は↓
auの方は↓
ソフトバンクの方は↓
ソフトバンクのアクセサリーは↓
新規でデータ通信のみを格安SIMで契約する
スマホでは大手キャリアを契約している方でもタブレットの場合は料金を抑える為に新たにSIMを契約したいという方もいるでしょう。
格安SIMは通話を使用せずにタブレット用にデータ通信のみを契約出来る所もあります。
- 料金が安くなる
- 速度が遅くなる場合がある
- LINEの年齢認証とID検索が出来ない場合がある
【シェアパック可能でデータ通信のみ契約可能なおすすめの格安SIM】
会社名 | 月額料金 (音声通話SIM) | 月額料金 (データ通信のみ) | 回線 | LINE 年齢認証 |
mineo(マイネオ) | 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 | 1GB:880円 5GB:1,265円 10GB:1,705円 20GB:1,925円 | ドコモ au ソフトバンク | 〇 |
IIJmio(みおふぉん) | 2GB:858円 4GB:1,078円 8GB:1,518円 15GB:1,848円 20GB:2,068円 | 2GB:748円 6GB:968円 8GB:1,408円 15GB:1,738円 20GB:1,958円 | ドコモ au | ○ |
回線に迷っているならスマホ料金無料診断窓口を利用
ここまでいくつか回線を紹介してきましたが、実際のところ回線を選ぶのは利用状況等によって最適解を探すのが困難だという方は多いでしょう。
スマホ料金無料診断窓口というサイトを利用すれば自分が今使用している回線や利用状況等を入力すれば最適解を無料で診断する事が出来ます。
手っ取り早く回線を安くしたいなら↓
スマホ料金無料診断窓口「フォンシェルジュ」問い合わせ促進プロモーション
Wi-Fiモデルに向いている人
Wi-Fiモデルに向いている人は「タブレットを家でしか使わない人」と「デザリングを行う事に対して抵抗がない人」です。
家でしか使わない方は、おそらく光回線等の固定回線、ポケットWi-Fi、モバイルルーター等を契約している方が多いと思うのでそのまま使えます。
また外でタブレットを使う時にスマホやモバイルWi-Fiでテザリングを行ったとしてもバッテリーの管理やWi-Fi接続する行為に対して苦に思わない方であればWi-Fiモデルでも問題ありません。

例えばタブレットを外で使うと言ってもほとんどが車の中でしか使わない様な方であれば車の中でも充電出来るのでバッテリーの問題は無くなります。
あるいは外で使うとしても短時間しか使わないからバッテリーの消耗に対してそれ程気にならないという方もアリです。
自宅の回線について
これからタブレットを購入するとなるとおそらく今までよりも多くネットを使用する様になります。
なので自宅で今回線を契約している方は場合によっては変更した方が良い場合もあります。
これから各回線について説明していきますので、もし今契約している回線に対して不満等がある場合は乗り換えの参考にして下さい。
光回線
自宅のネット回線は光回線を契約している方が最も多いのではないでしょうか?
光回線そのものは有線回線ですが、無線LANルーターを使用する事によって家ではあらゆる機器に対してWi-Fi接続が可能になります。
- 通信が速く安定している
- 無制限で使用出来る
- 自宅(ルーターの電波が届く範囲内)でしか使えない
- 料金がやや高い
- 工事が必要(賃貸の場合は貸主の許可が必要)
- 地域によっては引き込めない場合がある
特に家でネットをよく利用する方は、光回線を引く事が可能であれば光回線をした方が良いです。
- 家に2人以上住んでいる方
- 動画をよく観る方
- オンラインゲームをする方
スマホの回線が大手キャリアならセット割が得
スマホを大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で契約しているなら光回線も揃えて契約した方がセット割が適用されて安くなります。
※ドコモ光の回線はフレッツ光(NTTの光回線)を使用している為、元々フレッツ光なら乗り換え手続きも簡単で安くする事が可能です。
ドコモの方なら↓
auの方なら↓
ソフトバンクの方なら↓
光コラボなら一括サイトが便利
今契約している光回線に対して速度面や料金面で不満を感じている方は乗り換えを検討するのもアリです。
特に今契約している光回線が光コラボ(コラボレーション)なら光コラボ内に乗り換えると工事不要の場合が多くて手間がかかりませんし、料金が安くなったり速度が速くなったりする場合があります。
NTT東日本、西日本は光回線を「フレッツ光」として自社販売(もしくは代理店が販売)していましたが、光回線をより広く普及させる目的で、2015年2月より他社への卸し提供を始めて、プロバイダーや携帯キャリアなどの事業者に対して光回線の卸販売を行うサービスモデルを「光コラボレーションモデル」といいます。
先述しましたが、私がフレッツ光からドコモ光に乗り換えた時は同じ回線を使用しているので工事が不要でした。
この様に光コラボから光コラボへの乗り換えは同じ回線を使用している為、ほとんどの場合は工事不要で転用という手続きを行うだけでそれ程手間がかからなくて乗り換える事が出来ます。
- ドコモ光
- ソフトバンク光
- ビッグローブ光
- OCN光
- その他(600社程あると言われている)
なぜ同じ回線を使用しているのに料金が安くなったり、速度が速くなる場合があるかについて説明すると、料金に関しては販売先が決める事なので容易に想像がつくと思います。
速度に関してはプロバイダの混み具合やプロバイダが提供する無線LANルーターによって差が出る場合があります。
- 特典が充実しているプロバイダを選んだ方がよい
- 利用者が多いプロバイダだと速度が遅くなる場合がある
- IPV6に対応しているプロバイダを選んだ方がよい
先述しましたが、大手キャリアの場合はセット割引がありますが、格安SIMにもセット割引がある場合があります。
しかしながら業者が多すぎて自分で調べるのが大変ではないでしょうか?下のサイトを利用する事によって自分の条件でどの回線を選んだらよいのか絞り込む事が出来ます。
安い光コラボを選ぶなら↓
ケーブルTV
光回線を引きたくても引けない方やテレビの電波の入りが悪い地域の場合、ケーブルTVを契約してついでにネット回線を契約する人もいます。
ケーブルTVも有線回線ですが無線LANルーターを使用する事によってWi-Fi接続が可能になります。
- 通信が安定している
- 無制限で使用出来る
- ほとんどの地域で引く事が可能
- 自宅(ルーターの電波が届く範囲内)でしか使えない
- 料金が高い(光回線よりも高い場合が多い)
- 工事が必要(賃貸の場合は貸主の許可が必要)
大手のCATVと言えばJ:COMです。その他地域毎にCATVの会社があります。
- 家に2人以上住んでいる方
- テレビの電波が入りづらい地域に住んでいる方
- ケーブルTVの契約のついでにネット回線を引きたい方
- 光回線を引けない方
モバイル回線
モバイル回線は光回線やケーブルTVの様な有線回線ではなく無線回線です。スマホの回線もモバイル回線です。
ここでは主に自宅用として適しているモバイル回線についてまとめていきます。
- 固定回線に比べて料金が安い場合が多い
- 工事が必要無い
- 電波圏内で利用可能
- 固定回線に比べて通信が不安定
- 通信制限がある場合がある
モバイル回線の最大のメリットは引っ越した時にも引っ越し先が契約しているモバイル回線の電波圏内であればそのまま使えるという点です。
モバイル回線も多様化していて持ち運びが可能なモバイルWi-Fiと持ち運びが出来なくてコンセントに挿すだけの据え置き型(ホームルーター)があります。
最近では5Gもある為、5G圏内に自宅がある方の場合はモバイル回線もアリだと思います。
- 一人暮らし
- 引っ越しが多い
- 自宅が5G圏内
- 光回線を引けない方
モバイルWi-Fi
モバイルWi-Fiでは、料金、対応エリア、速さで最もバランスが良いのはWiMAX(auとUQ社のモバイルWiFiの総称)です。

WiMAXにはたくさんのプロバイダ(代理店)がありますが総合的に一番良いのはGMOとくとくBBです。月額3,553円から利用出来ます。
WiMAXの申し込みは↓から
※料金の詳細はこの下のホームルーターの所を参照して下さい。モバイルWi-Fiも同じです。
据え置き型(ホームルーター)
据え置き型の場合はコンセントに挿して使用します。モバイルWi-Fiの様に持ち出す事は出来ませんが、接続台数が多いので自宅用に適しています。
ホームルーター (5G対応) | 月額料金 (税込) | 端末代 | 通信制限 | 最大接続台数 |
home 5G HR01 (ドコモ) | 4,950円 | 39,600円 | 無し | 65台 |
SoftBank Air (ソフトバンク) | 5,368円 | 71,280円 | 無し | 64台 |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 Speed Wi-Fi HOME 5G L12 (WiMAX) | (通常) 5,302円 GMOとくとくBBなら 1~24カ月目:3,553円 25~35カ月目:4,103円 36か月目以降:4,708円 | 21,780円 | 無し | 30台 40台 |
端末代を見て驚くかもしれませんが、基本的に長期契約さえすれば実質無料とプラスアルファでキャッシュバックがあるので気にする必要はありません。
※WiMAXの場合は端末代が月額605円の36回払い
ドコモのホームルーターなら↓
ソフトバンクのホームルーターなら↓
WiMAXのホームルーターなら↓
1回線の契約だけで済ませたいなら
中にはネット回線の契約を複数も行いたくないという方もいるでしょう。
例えば一人暮らしをしている方の場合、同時に複数の端末でネットを繋ぎながら使用する事はあまり無いと思います。
また、それ程動画も観ずにオンラインゲームもしない様な方であればスマホの1回線だけ契約するというのもアリです。
1回線の契約だけで済ませるならahamoか楽天モバイルがおすすめです。
ahamo
ahamoはデータ通信のみの契約とシェアパックがありません。一人で使用するのに特化したタイプと言えます。
ahamoを契約しているスマホがあればスマホその物をモバイルWi-Fiとして使用すればタブレットやパソコン等にもWi-Fi接続が可能です
【ahamoの料金プラン】
月額(税込) | 通信量 | 通話料金 | テザリング | |
ahamo | 2,970円 | 20GB | 5分無料 超過後 22円/30秒 | 無制限 |
ahamo大盛 | 4,950円 | 100GB | 5分無料 超過後 22円/30秒 | 無制限 |
申し込みは↓から
楽天モバイル
楽天モバイルは、楽天回線エリア内であればデータを無制限で使用出来るのが特徴です。またデータ使用量によって料金が変わるので自分設定する必要がありません。
つまりあまり使わなかった月は勝手に安くなります。
【楽天モバイルの料金プラン】
通信量 | 月額(税込) | 通話 Rakuten Link(アプリ)を利用時 | 通話料金 アプリ未使用時 | テザリング |
3GBまで | 1,078円 | 無料 | 22円/30秒 | 無制限 |
20GBまで | 2,178円 | 無料 | 22円/30秒 | 無制限 |
20GB超 | 3,278円 | 無料 | 22円/30秒 | 無制限 |
楽天モバイルの1契約だけにするのなら必ず自宅が楽天回線エリア内に入っているか確認しましょう。
申し込みは↓から
まとめ
最後にタブレットを使用する時に回線の組み合わせの例を挙げます。
- 外で使用する場合、回線はシェアパックか新規格安SIM
- 自宅で使用する場合、光回線またはケーブルTVまたはホームルーターにWi-Fi接続
- 外で使用する場合、回線はスマホかモバイルWi-FiでWi-Fi接続
- 自宅では仕様する場合、光回線またはケーブルTVまたはモバイルWi-FiまたはホームルーターにWi-Fi接続
どの回線を利用するのかは、住んでいる地域、用途等によって違ってきます。また快適さを求める為に、契約の本数を増やすとその分料金が高くなります。
自分にとって最適だと思われる回線を選びましょう!
コメント
auのWiMAXポケットWi-Fiルーター派です。
スマホでもタブレットでも何でも繋げられるので1つあれば家でも出先でも県外でも使えて便利です。スマホとセット契約ではなく、ガラホとの組み合わせなので料金は高いですけど。
スマホ+ポケットWi-Fiですと3千円下がって6千円くらいになります。僻地では電波圏外が多いですけど、頭に繋がる場所のマップは入っています。
確か3日/7GB縛りで超えると月末まで遅くなりますが、未明~早朝は利用者が少ないので制限を超えた速度が出ます。
あおもりくま様
回線に関しては正解はないので使用量、使う端末の種類で選ぶのが一番いいと思います!(^^)!