車でどこかに出かけた時にバッテリーが上がってエンジンがかからなくなってしまった場合は焦りますよね?
特に周囲に人がいなければ尚更です。
おそらく本記事にたどり着いている方は「JAFの会員じゃない」「周りに人がいない」「ブースターケーブルも持っていない」だから困っているという方が多いでしょう。
非JAF会員の方がJAFにバッテリー上がりを対処してもらうと結構かかります。(以下参照)
バッテリー上がり
昼間、一般道での応急始動作業
会員なら無料
入会していない場合
13,130円
13,130円もかかってしまいます。流石に高いですよね?
結論を先に言いますとJAFの会員じゃない方がバッテリー上がりを起こして周りに救援車がいない場合は、任意保険のロードサービスを利用するか【カーバッテリー110番】に頼むのが最も適切な対処法です。
本記事ではバッテリー上がりについての対処法、備えておいた方が良い物等、バッテリーに関する事をまとめていきますのでバーテリーに関してあまりよく分からないという方は参考にして下さい。
バッテリー上がりかどうかの確認方法
まずはエンジンが始動しない原因がバッテリー上がりか確認する必要があります。
※間違いなくバッテリー上がりという方はこの部分は飛ばしてもらっても大丈夫です。
まず1で電気系がつかない、あるいはライト等が暗ければバッテリー上がりの可能性が大です。
2でセルモーターが回らない、あるいは回り方が弱々しければバッテリー上がりの可能性が大です。
またセルモーターが元気に回っているのにも関わらずエンジンがかからなければ、燃料切れ、あるいは燃料タンクの損傷等の可能性があります。
任意保険にロードサービスが付帯しているか確認
JAFの会員じゃない方は、まずは車の任意保険を確認してみましょう。任意保険にはロードサービスが付帯されている場合が結構あります。ロードサービスの中に「バッテリー上がり」があれば対処してもらえます。
大体の所は無料で行っていますが、年に1度だけの回数制限が設けられていたり、30分以内で終われる作業なら無料等と何かしらの制限がある場合が多いので確認しておきましょう。
またロードサービスは他にガス欠、キー閉じこみ、タイヤパンク、オイル・冷却水補給等のトラブルにも対応しているケースが多いので、車に何かトラブルがあった場合、まずはロードサービスの内容を確認しておく事をおすすめします。
任意保険のロードサービスの場合は保険をかけている車にしか利用出来ませんが、JAFの場合は車ではなく会員の人が乗る車にも利用出来ます。
都合上JAFの方がよいという方は年会費4,000円で会員になる事が可能です。JAF会員になれば任意保険のロードサービスよりも手厚くサービスを受けられる様になります。
またJAF会員の魅力はロードサービスだけでなく様々な優待施設(飲食店、娯楽施設等)があるのでよく出かける方は年会費の元は十分取れます。
JAF会員を希望する方は↓から
ロードサービスを利用出来ないのならカーバッテリー110番
任意保険にロードサービスが付帯していない、あるいは2回目だから利用できないという方は「カーバッテリー110番」を利用する事をおすすめします。
カーバッテリー110番とは、名前の通りバッテリー上がりの対処を専門としたサービスです。
会員登録する必要が無いので困った時に連絡すれば迅速に対応してくれます。全国で274社の加盟店があるので最速5分程で現場に駆けつけてくれる場合もあります。
カーバッテリー110番はまさに、JAFの会員ではなく、任意保険にロードサービスが利用できない方向けのサービスと言えます。
バッテリー上がりで困った場合は↓から
バッテリー上がりの対処法と備えておくと良い物
バッテリー上がりは誰もがやりたくてやっている訳ではありません。うっかりライトを付けっぱなしにしたり半ドアにした状態で長時間駐車していると起こってしまう場合があります。
ただしバッテリー上がりは備えるべき物さえ備えておけば業者を呼ばなくても高確率で対処出来ます。
バッテリーが上がった状態からエンジンをかける事をジャンプスタートと言います。ジャンプスタートを行う為に必要な物はブースターケーブルかジャンプスターターです。
個々について説明していきます。
ブースターケーブル
バッテリー上がりは車を所有していれば誰もが起こりえる事なのでせめてブースターケーブルは持っておいた方がよいでしょう。
外し方は5、4、3、2の順で「繋げる⇒外す」で。
実際のところプラス同士、マイナス同士に繋ぐ事さえ間違えなければ順番はそれ程重要ではありませんが、より安全に行うのであれば上記の順番の方が良いでしょう。
それよりももっと重要な事があります。
救援車のエンジンをかけていない状態の時は絶対に故障車のエンジンを始動しないで下さい。もし救援車のエンジンがかかっていない状態で故障車のエンジンを始動すると、バッテリーの充電を持っていかれて救援車のバッテリーも上がってしまう場合があります。
また救援車のバッテリーに不安があるのならエンジンをかけている時にアクセルを少し吹かした状態の方が良いです。
もう1つ重要な事は故障車のエンジンがかかったなら、すぐにエンジンを止めてはいけません。しばらくエンジンをかけっぱなしにして下さい。アイドリングだけでも充電はされますが1時間位必要と言われているので走った方が無難です。
目安として最低でも30分以上は走りましょう。そうすれば発電機により次の始動分の充電はされる様になります。
ジャンプスターター
例えば車があまり通らない様な山道等でバッテリーが上がってしまった場合は、救援車がいなければブースターケーブルを持っていても役に立ちません。
ジャンプスターターがあれば周りに車がいなくても自力でジャンプスタートできます。
色々なメーカーの物がありますがおすすめの物はLUFTのジャンプスターターです。(下画像参照)
画像引用元:LUFTジャンプスターター
価格は9,480円(税込み)です。
かなりコンパクトなのでかさばる事もありません。またスマホ等も充電出来るので、早い話車のジャンプスタートにも使える少し大きめのモバイルバッテリーだと思って下さい。
↓から購入出来ます
バッテリーが上がらない様にする為には?
バッテリーが上がらない様にする為に注意すべき点を挙げていきます。日頃の行いが重要となってきます。バッテリーに負担がかかる事はなるべく行わない様にして、なるべく走って充電をこまめに行う様にしていく事が重要となります。
定期的に長距離運転を行う
バッテリーはエンジンをかければ充電されていきます。バッテリー上がりをなるべく減らす為にはとにかく乗る事です。ただし、ちょい乗りばかりを繰り返すと充電量に対して使用量の方が多くなる場合があるので、定期的には長距離運転を行った方が良いです。
バッテリーだけに限った話ではなく、エンジンにも言える事ですが、車をダメにする事として上位に入る事は「乗らな過ぎる事」です。車の為にも定期的に長距離運転をする様にしましょう。
3年毎に交換
バッテリーはいずれは寿命がきます。バッテリーの寿命は2~4年位と言われているので目安として3年毎に交換する事をおすすめします。
前兆としてエンジンのかかりが悪くなったり、ライトが暗くなってきたりします。特にエアコンを付けている時にライトが暗くなる様であれば寿命が近づいているので、ちょっとしたきっかけでバッテリー上がりが起こる事があるので電気系の挙動がおかしいと感じたらバッテリーを交換しましょう。
エンジンをかけてない状態で電気を使わない
なるべくならエンジンをかけていない状態の時は電気を使わない様にしましょう。ルームランプくらいならそれ程電気を食いませんが、それ以外(オーディオ、ヘッドライト、エアコン等)を使用する時は必ずエンジンがかかっている状態で使用する様にしましょう。
ただし、アイドリングだけではやはり充電が不十分なので、走っている時に電気を使う癖をつけた方がよいです。
まとめ
では最後にポイントをまとめます。
最低でもブースターケーブルくらいは車に積んでおきましょう!
コメント
自分はジャプスターター派ですね。ガソリン5,000cc/ディーゼル2,000ccまで対応しているやつです。自分の乗ってる車は軽なのに大容量のタイプですね。普通車なら3~4回は始動できます。
先日、買ってから2~3年経ってやっと出番がありました。会社の同僚の車でしたけど。
自分がドライブ中に見知らぬ人に助けられることもあったし、自分が誰かを助けることもあり主にバッテリー上がり。サンバーは面倒な位置にバッテリーがあるのでジャンプスターターだと車を横付けできなくてもスマートです。
自分はJAFには入っていますので電波圏内ならどこでエンコしても大丈夫で、主に僻地を好んで移動しているので、JAFを呼んでも1~2時間待ちって普通です。
自分がバッテリー上がりしたのは会社の駐車場で、自分で押し掛けしました。セルフで完結するのでジャンプスターターが一番です。それにロードサービスに入っていなくても救助1回分でジャンプスターターは買えちゃいます。
いざと成れば大容量のモバイルバッテリー十数台分としても使用可能です。
あ、いまネットで調べたらエブリィのバッテリー位置も結構変な位置にありますね。買ってすぐに大容量バッテリーに交換するつもりで、4年に1度は交換するとはいえサンバーよりも気軽にアクセスできるような場所じゃなかったです。もうひとつのカバーはジャッキですか。結構スカスカなので、アウトドア用の鉈やナイフ入れに丁度よいかも。
あおもりくま様
流石用意周到ですね!
ジャンプスターターが一番無難だと思います!(^^)!