近年ではカーリースを利用する人の割合が増えていますが、カーリースには向いている人と向いていない人がいます。
もし向いていない人の部類に入っているのにも関わらずカーリースにしてしまうと、割高になったり後悔する事が多いので自分にとってカーリースに向いているかどうかを見極めていく事が重要です。
本記事ではカーリースに向いている人と向いていない人の違いについて解説していきます。これから車の所有を考えているけど、カーリースか購入のどちらにしようか迷っている方は参考にして下さい。
カーリースに向いていない人
カーリースは全ての人に向いている訳ではありません。カーリースは購入と比べるとかなり車の使用に対しての自由度が下がります。
下の内容に一つでも当てはまる方は契約終了時に違約金が生じたり、結果的に割高になるのでカーリースをやめて購入する様にしましょう。
カーリースに向いている人
カーリースに向いている人は大きく分けると以下の内容に該当する人です。
では具体例を挙げてまとめていきます。※大前提として走行距離が月に1,500km以下の人を対象としています
免許を取り立てで若い人
免許を取ってから間もない若い人はカーリースが向いている場合があります。
例えばいずれは大きめのスポーツカー等に乗りたいと考えている人の場合、初心者の場合はぶつける危険性もありますし、そもそも高額なので若い人がいきなり乗るのは難しいでしょう。
初心者の場合は小さめの乗りやすい車で感覚を掴む事から始めた方が無難です。しかしながら好みではない車を買うとなるともったいと感じるでしょう。
なので最初の数年間は運転の練習用と割り切って軽自動車やコンパクトカー等の運転しやすい車をカーリースで乗るのもアリです。
数年後に免許返納を考えている高齢者
高齢者の方で数年後に免許返納を考えているけど、今乗っている車が故障等でどうしても買い替えなければならない場合はカーリースが有効です。
カーリースにする事によって契約年数を決められますし、また予定よりも返納を早めたとしてもカーリース会社によっては中途解約しても違約金がかからないプランがある所もあります。
購入となると車を手放す事をもったいなく感じて、運転するには危険な状態であるにも関わらずズルズルと乗り続けてしまう場合がありますが、カーリースなら返すだけなのできっぱりと運転をやめる事が出来ます。
また購入の場合は家族から反対される可能性がかなりありますが「カーリースで○年だけ借りる」と言えば承諾してしてもらえる可能性が上がるでしょう。
個人事業主または法人
カーリースは個人事業主の方や法人の場合はリース代として全額経費計上出来るのでメリットは大きいです。
車を購入した場合は、経費計上が複雑になりますが、カーリースの場合はかかった分の金額をそのまま経費にするだけです。
経費計上がシンプルになる上に節税効果も大きく、契約期間が終わってからはまた新しい車に乗り換える事も出来るので、個人事業主の方や法人の場合はカーリースのメリットを大きく得られます。
車を乗る期間が短い人
車を乗る期間が予め限定されている(目安として5年以下)事が分かっている人にはカーリースの方が向いています。
例えば都内に住んでいて普段は車を必要としていない人が、出向等で数年間だけ田舎に住まなければいけなくなった場合は車が無いと不便です。
この様に数年間だけは車が必要という方の場合は購入よりもカーリースの方が割安になる事があります。カーリースの場合は契約期間だけ料金を支払って、乗って返すだけなので無駄な費用や手間が省けます。
車の維持費を一定にしたい人
車を購入した場合は購入してからも、自動車税、車検代、修理代等で定期的にまとまったお金が必要な場合が結構あります。つまりお金の管理が大変な場合があります。
カーリースの場合だとカーリースの種類にもよりますが、自動車保険代から車検、税金、メンテナンス費用まで全て月額の均等払いで契約出来る所もあるので、車の維持費を管理するのが面倒だという方はカーリースの方が向いています。
おすすめのカーリース(車のサブスク)3選
ではこれからおすすめのカーリース(車のサブスク)を厳選して3つ紹介します。
カーリースは色々な所がありますが総合的に見て上に挙げた条件を満たしている所が良いと言えます。
これから紹介するKINTO、SOMPOで乗ーる、ニコノリは上に挙げた条件を満たしているのでおすすめです。
KINTO
KINTOは選べる車種がトヨタ車、レクサス車の一部と限定されていますが、トヨタかレクサスの車であれば他のカーリースよりもコスパが良いのでおすすめです。
またKINTOの任意保険には等級が無いので特に若い人ならコスパが良くなり安心して乗れる様になっています。
※逆に等級が高い方なら自動車保険だけで見れば割高になりますが、いずれにせよトヨタ車、レクサス車に関してはコスパが良い事には間違いありません。
内容を詳しく知りたい方は↓
SOMPOで乗ーる
SOMPOで乗ーるの最大の特徴として車を使用していない場合はカーシェアとして貸し出す事が可能なので収益化出来る可能性があります。
なので料金を少しでも抑えたいと考えている方にはおすすめです。
また任意保険はKINTOと違って等級の引継ぎが出来るので等級が高い方の場合は任意保険分は割安になります。
内容を詳しく知りたい方は↓
ニコノリ
ニコノリの特徴としてKINTOとSOMPOで乗ーると違った点は中古車を選べるという点です。どうしても新車だと月額料金が高くなりがちですが中古車を選ぶ事により料金をかなり抑える事が出来ます。
また中途解約は出来ませんが、その代わり契約年数を細かく設定出来ます。
内容を詳しく知りたい方は↓
まとめ
では最後にポイントをまとめます。
自分にとって車に乗るならカーリースか購入のどちらが合っているのか見極めましょう!
コメント
最近、軽乗用車でも軽貨物運送事業(黒ナンバー)を許可しようという動きがありますが、現行では通常の黄色ナンバーしか取れない軽乗用車で一定期間の有償運送事業の許可を取る場合に車検証や自賠責保険。任意保険などの写しを提出して貰うのですが、リースだと車が本人の名義になっていないので、これからそういった小遣い稼ぎをしようと考えている場合は事前に確認したほうが良さそうですね。
あおもりくま様
それは知らなかったです!
何事も確認は重要ですね!(^^)!