車を選ぶ時は年収に対して「身の丈に合った車」を選ばないと生活が苦しくなってしまいます。
もちろん同じ年収であっても都会暮らし、田舎暮らし、一人暮らし、実家暮らし、世帯持ち等とライフスタイルの違いによって持てる車は違ってきますが、本記事では一般的に目安とされている「身の丈に合った車」についてまとめていきます。
近年では食品から生活用品まであらゆる物が値上がりしていますが車も決して例外ではありません。
「身の丈に合わない車」を買ってしまうと数年間も苦しい状態が続いてしまう傾向があるので慎重に選ぶべきです。
車を購入する事によってなるべく生活のバランスを崩したくない方は参考にして下さい。
身の丈に合った車は年収に対して30%から50%以下が目安
身の丈に合った車とは具体的に言うと、年収(世帯年収)に対して購入費が30%から50%位が目安だと言われています。
あくまでも目安なので絶対という訳ではありませんが、1つ言える事として30%~50%位に抑えておけば生活していく中で、車にかかるお金に対して生活が圧迫される事は極力避けられると言えます。
車は維持費がかかるので買った後の事も考えなければいけません。
上記の維持費を支払う時に貯金ギリギリだとか分割払いをしないと払えない様であれば間違いなく身の丈に合っていない車を選んでしまった事になります。
なので年収に対して車の購入費用を50%以内に抑えておけば結果的に維持費も安くなる傾向があるので年収に対して車を選ぶ事はとても重要です。
マイカーローンを組むなら年収の30%から40%が目安
車をローンで購入する場合は大きく分類すると以下の3種類のローンがあります。
車を購入するにあたってローンを組む場合は圧倒的に銀行系のマイカーローンがおすすめです。
車の購入費用を年収の30%から50%以内に抑えておけばマイカーローンを組むにしても審査が通り安くなり、かつ無理のない返済計画を立てられます。
マイカーローンを組むとしたら年収に対して30%から40%位が目安だと言われています。
実際に年収に対して見合った車の購入費用をまとめます。
年収 | 購入費用 | 借入額 | 頭金 |
200 | 100 | 70 | 30 |
300 | 150 | 105 | 45 |
400 | 200 | 140 | 60 |
500 | 250 | 175 | 75 |
600 | 300 | 210 | 90 |
700 | 350 | 245 | 105 |
800 | 400 | 280 | 120 |
あくまでも目安ですが、上の表くらいに借入額を抑えておけば銀行系のマイカーローンを組む場合は審査が通り安くなります。
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年収別で身の丈に合った新車は?
これから買う車を新車にする場合、身の丈に合った車を選ぶならかなり車種が限られてきます。
年々車両価格が上がってきている事もあり、年収に対して50%以下で抑えるとなるとかなり車種が限られてきますが参考にして下さい。
年収300万円なら
年収が300円以下の方が新車を購入するなら維持費の事も考えると軽自動車にした方が無難です。
軽自動車にする事によって一年間当たりの維持費が普通車と比べると50,000円以上も安くすることが可能となります。
年収300万円の50%は150万円なので車の購入費用を150万円以内に抑えたいところですが、最近の軽自動車はどんどんと高くなっているので150万円以下の軽自動車を探すとなるとかなり車種が限られてしまいます。
なので軽自動車を選ぶという前提なら200万円以下で考えてもよいでしょう。
グレードの選び方や余計なオプションを加えなければ、200万円以下ならほとんどの車種を購入する事が可能です。
年収400万円なら
年収400万円の方でも普通車を選ぶなら後々の維持費の事を考えるのであればコンパクトカーにした方が無難です
200万円前後で買えるコンパクトカー以下の通りです。
年収500万円なら
年収500万円となると世間的には高い年収とされていますが、車で見栄を張ってしまうと一気に生活が苦しくなる恐れがあります。
なので年収の50%とした250万円前後の車を選んでおいた方が無難です。
また維持費の事も考えると排気量が2,000cc以下の車種を選んだ方が後が楽になります。
大き目のミニバンなら世帯年収が600万円以上
家族持ちの方の場合はどうしてもミニバン等の大き目のファミリーカーが必要と言う方もいるでしょう。
大き目のミニバン(3ナンバー)であっても排気量が2,00cc以下の車種であればアルファードやヴェルファイア等の2,001cc以上の車種よりも自動車税やその他の維持費をグッと抑える事が出来ます。
ただし上記の車種はほぼ300万円以上なので、大き目のミニバンを選ぶなら世帯年収として最低でも600万円以上はあった方が良いでしょう。
身の丈に合わない車に乗っている人は残クレが多い
本記事を読んでいる方は以下の様に思った方は多いのではないでしょうか?
日本の平均年収は約400万円、中央値は約350万円程なので、実際に「身の丈に合った車」を選ぶとなるとほとんどの方の選択肢としては軽自動車かコンパクトカーとなってしまいます。
しかしながら街中でよく見かける車として、アルファード(トヨタ)、ヴェルファイア(トヨタ)等のミニバンで若い方でも結構乗っている事を見かける事があるでしょう。
アルファード(トヨタ)、ヴェルファイア(トヨタ)等の車種は典型的な残クレ(残価設定型ローン)でよく購入される車種です。
残クレは本記事にたどり着いている様な方には間違いなくおすすめ出来ない購入方法です。
車を買うなら現金購入か銀行系マイカーローンのどちらかにしておきましょう。
新車だと厳しいなら中古車も考えた方がよい
ここまで読んで頂いて、新車購入で「身の丈に合った車」を選ぶとなると選択肢がかなり限られている事が分かったかと思います。
新車だと厳しいと思った方は中古車を選ぶ事によってかなり選択肢が広がります。
先ほど残クレの話をしましたが、中古車を選ぶなら「残クレ上がりの車」が狙い目です。残クレの契約期間切れ前に手放される車は良質な中古車ばかりです。
特に1、2を満たしている車なら残クレの契約期間前で手放されている可能性が高いので狙い目です。
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まとめ
では最後にポイントまとめます。
車は一度買ってしまえばその後の維持費も決まってしまうので慎重に選びましょう!