車の借り方として大きく分けるとレンタカーとカーシェアがあります。
それぞれ違いがあり、どちらにすべきか迷う場合があると思いますが、結論を先に言いますと長期で借りるならレンタカー、短期で借りるならカーシェアが向いています。
本記事ではレンタカーとカーシェアについてまとめていきます。
レンタカーとカーシェアの違いがよく分からないという方は参考にして下さい。
レンタカーとカーシェアを比較
レンタカーとカーシェアを比較すると以下様な感じになります。
※利用するサービスによっては違いがあるので予めご了承下さい。
レンタカー | カーシェア | |
会員登録 | 不要 | 必要 |
初期費用 | 不要 | サービスによる |
月額料金 | 不要 | サービスによる |
来店 | 必要 | 不要 |
給油 | 基本は満タン返しの利用者負担 | 給油する場合は運営の給油カードを使用する場合が多い |
乗り捨て | 可能 | 不可 |
免責補償 | オプション有り | 有り |
キャンセル | 指定期間内までに行わないとキャンセル料が発生 | 利用直前まで可能 |
これから個々について説明していきます。
レンタカーについて
レンタカーは事業者が車を所有していてその車を利用者に貸し出す仕組みです。
会員登録は不要で電話やネットで予約する事が可能で借りる時は営業所に行ってスタッフと対面して説明等を受ける必要があります。
時間貸しが基本になっているので最低料金でも6時間程利用するという前提で料金が設定されています。(早く返す事も出来るが料金が安くなる訳ではない)
またレンタカーの一番の特徴は乗り捨てが出来るという点です。
乗り捨ては営業所を駅の様に利用出来て片道だけレンタカーを使用したい場合に有効です。
駅のそばには必ずと言っていい程レンタカーの営業所があります。例えば観光や出張等で駅までバスや電車を利用した場合、その後の移動を車で行いたい場合にはレンタカーが適しています。
カーシェアについて
カーシェアには乗り捨てが出来なくて必ず元の場所に戻さなければなりません。また燃料は必ずしも入れなくてよい所が多いです。短時間でほんの少しの距離だけ車を利用したい場合はレンタカーよりも料金が安くなります。
カーシェアはレンタカー型カーシェアリング(企業が所有している車を貸し出すカーシェアリング)と個人間カーシェアリングがあります。
レンタカー型カーシェアリング
レンタカー型カーシェアリングは企業が所有する車が決められた駐車場に置いてあり、レンタカーの様に借りる事が出来ます。
レンタカー型カーシェアリングは通常のレンタカーと違ってスタッフと対面する必要が無いので、どの時間帯でも借りる事も出来れば返却する事も可能です。
レンタカーよりも時間の融通が利く為、利用したい時間帯だけで無駄なく利用する事が可能です。
個人間カーシェアリング
個人間カーシェアリングは言葉通り個人が所有する車を借りる事が出来ます。車を貸し出すオーナーと車を借りるドライバーとの間を運営会社がアプリを提供する事によって車の貸し借りを出来る様にしてあります。
個人間カーシェアリングは、予約したら引き渡し場所を打ち合わせて車の所有車と基本的には対面する必要があります。
所有者から車の注意事項、カーナビの使い方、ETCの使い方等の説明を受けてから借りる形になります。
カーシェアの利用目的は多様化している
個人間カーシェアリングの場合、車種が豊富(グレードの種類がレンタカーよりも多い)の為、自分が欲しいと思っている車の試乗目的として利用する人もいます。
またレンタカーでは取り扱わない様なスポーツカー、マニュアル車、外車、キャンピングカーまでバリエーションも豊富です。
カーシェアは短時間や短距離の利用に向いていますが、最近では新たなカーシェアの利用方法として0距離で利用する人も多くなっている様です。(以下参照)
会員間で特定のクルマを共同使用するサービスとして、日本でも利用者が増えてきているカーシェアリングだが、最近では「走行距離0km」で返却されるという、想定外の使われ方をしているとの指摘が、SNS上で大いに話題となっているようだ。
話題になっているツイートによると、カーシェアリングを利用しつつも、実際は電話ボックス代わりや素泊まり場所として利用しているケースが多いとのこと。そのため、冷房や暖房を利かせるためにエンジンをかけることはあっても、走行距離に関しては0kmという形で利用を終えることになるようだ。
たしかに車の中はエアコンで温度を自由にコントロール出来ますし、スマホ等の充電も出来て快適な空間です。
カーシェアの場合は走らなければいけないという決まりは無いのでプライベート空間を保つ為の手段としては賢い利用方法と言えます。
レンタカーとカーシェアを利用する為に便利なサイト(アプリ)
レンタカーもカーシェアもそれぞれメリット、デメリットがあるので利用目的によって使い分けていく事をおすすめします。
ただレンタカーとカーシェアは色々な会社やサービスがあるのでどれを選んだらよいのか迷うと思うので、これからレンタカーとカーシェアを利用するのに便利なサイトやアプリを紹介していきます。
レンタカーとカーシェアを両方利用するなら「dカーシェア」
レンタカーとカーシェアを両方利用するなら絶対に登録しておきたいアプリとして「dカーシェア」があります。
ドコモが運営していますが、ドコモユーザー以外の方でももちろん利用が可能です。
レンタカーもカーシェアも有名どころが多いので迷ったらdカーシェア内の会社を選んでおけば間違いありません。
カーシェアは全てレンタカー型カーシェアリングになり燃料は満タン返しする必要はありません。燃料が少ない場合は車載の給油カードを利用する事が出来ます。
また専用ICカードの発行をする必要が無く、FeliCa搭載のスマートフォンまたは交通系ICカードで利用する事が可能です。
無料登録は↓
複数のカーシェア、レンタカーサービスが使えるドコモのdカーシェア
レンタカーなら
レンタカーの会社はたくさんあるので料金や選べる車種等は様々です。
特に旅行や出張等で知らない地に行くとどのレンタカーを選んだらよいのか迷うと思うので、一括比較サイトから選ぶ事をおすすめします。
一括比較サイトを利用すれば駅、空港、地名等から検索して値段が安い順に探す事が出来て予約まで行えます。
安いレンタカーを探すなら↓
カーシェアなら
レンタカー型カーシェアリングを利用するなら先に紹介した「dカーシェア」が便利ですが、他にもまだあるので紹介していきます。
楽天カーシェア
特にカーシェアの会社にこだわりが無く、楽天系のサービスをよく利用する方であれば「楽天カーシェア」をおすすめします。
楽天系サービスをよく利用する方なら↓
earthcar
豊富な車種の中から選びたいという方は「earthcar」がおすすめです。
提携業者が多くカーシェアステーションとしてディーラー、レンタカー会社、中古車販売店、ガソリンスタンド、駐車場等あります。
豊富な車種の中から選ぶなら↓
Anyca(エニカ)
個人間カーシェアリングを利用するなら「Anyca(エニカ)」がおすすめです。
通常のカーシェアでは選べない様な車種まであります。
また自分が所有している車をオーナーとして貸し出して収益化する事も可能です。
個人間カーシェアリングのオーナーになるなら↓
※↑パソコンからは表示されないのでスマホから
まとめ
レンタカーとカーシェを両方利用するなら↓
複数のカーシェア、レンタカーサービスが使えるドコモのdカーシェア
安いレンタカーを探すなら↓
楽天系サービスをよく利用する方でカーシェアを利用するなら↓
カーシェアで豊富な車種の中から選ぶなら↓
個人間カーシェアリングを利用するなら↓
自分の車を貸して収益化するなら↓
レンタカーとカーシェアの違いを理解して使い分けしましょう!
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