車を買うとカー用品を揃えると思いますが、カー用品は色々な種類があり商品を見るとあれもこれもと欲しくなってしまいます。
ただ後先を考えずにまとめて色々買うと結局一度も使わずして無駄な買い物になってしまう事も決して少なくありません。
本記事では「車を買ったらまず買うもの」についてまとめます。
記事の後半では必要なカー用品と無駄になるカー用品の見極め方についてもまとめますのでこれからカー用品を揃えようと思っている方は参考にして下さい。
カー用品を買う時の注意点
まずカー用品を買う前に注意しておくべき事が2点あります。
1についてですが、最近の車は快適に使える様に予め車に設置されている物も少なくありません。例えばカーオーディオ、ドリンクホルダー等は使い勝手は別としてほとんどの車に設置されています。
カー用品を買う時は車に設置されている物の使い勝手が良いか悪いかを判断してからの方が良いでしょう。
2についてですが、設置するタイプのカー用品は色々な大きさ、形状、仕様があるので必ず自分が所有している車に設置可能かどうかを確認しましょう。
よく寸法等を確認しておく必要があります。またオプションを買い足す事によって設置可能となる場合もあるので買う前に色々と調べておく必要があります。
車を買ったら買っておきたいおすすめのカー用品
これから車を買ったら買っておきたいおすすめのカー用品等を紹介します。先述しましたが予め車に設置されていて必要性が感じなければわざわざ買う必要はありません。
紹介する物はあくまで一例であって自分の車に合うかどうかをよく確認する必要があります。
個々についておすすめの商品を選ぶ時のポイントを挙げていきます。
スペアキー・ナンバープレートキーホルダー・紛失防止トラッカー
カー用品ではありませんが、まず重要な事としてスペアキー(サブキー)は絶対に作っておいた方がよいです。
キーを紛失してしまう可能もありますし、変形や故障してしまう可能性もあります。
車を使用したい時にキーのトラブルによって使用出来ない場合は「スペアキーを作っておけばよかった」と後悔するのは必至です。
なのでスペアキーは車を買ってからすぐに作っておいた方が無難です。
イモビライザーキーではなければスペアキーを作るなら最寄りのホームセンターや鍵屋さんで作れます。
スマートキー等のイモビライザーキーならディーラーで純正キーをもう一つ作っておいた方が万が一紛失や故障してしまった場合でも厄介な事にならなくて済みます。
またキーを紛失してしまう可能性もあるのでナンバープレートキーホルダーもあった方が無難です。
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またキーを無くしてしまうと色々と大変なので無くなさない様にする為に紛失防止トラッカーとキーを一緒にしておくと無くなりづらくなります。
スマホホルダー・タブレットホルダー
ながらスマホが厳罰化されたのでスマホは手で持つだけでリスクがあります。ホルダーに固定して見やすい所に設置しておけばわざわざ持つ必要が無くなります。
スマホホルダーは必需品と言ってよいでしょう。設置する事によってナビや音楽プレイヤーとしても使いやすくなります。
USBシガーソケット充電器・充電ケーブル
スマホ等は充電が必要になる為USBシガーソケット充電器、充電ケーブルも必需品です。選ぶポイントとして充電器はなるべく複数台使用できて電流が強くかつ過電流を抑制出来る物が良いでしょう。
ケーブルは断線しづらい材質の物がおすすめです。また長さも重要になります。1本は3タイプ(ライトニング 、USB Type-C 、Micro USB)を使用できる物があると人を乗せた時に「気が利く人」と思われるでしょう。
タイヤチェーン
チェーン規制は2018年の改正によりスタッドレスタイヤを履いていたとしてもチェーンを巻かなければ通行出来ない様になってしまった為必需品です。
※北海道以外
ETC車載器
ETCも必需品でしょう。注意すべき点は2030年問題にも対応しているかどうかです。またETC2.0の必要性も感じるかどうかです。
ジャンプスターター・ブースターケーブル
【ジャンプスターター】
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【ブースターケーブル】
JAFの出動理由で一番多いのがバッテリー上がりです。全体の約4割程も占めています。
ただブースターケーブルを持っていれば大体はその場で解決出来ますが、注意点として近年ではハイブリッドカーが増えた為、ブースターケーブルだけでは対応出来ない場合があるのでジャンプスターターもあった方が無難です。
バッテリー上がりはほとんどの場合、ロードサービスを利用しなくてもジャンプスターターかブースターケーブルを持っていれば解決出来ます。
ただし見ず知らずに人に助けを求めるなら最低限のマナーとしてブースターケーブルは自分の物を使うべきです。
三角停止板
車が突然故障等で動かなくなってしまった時、タイヤがパンクしてスペアタイヤに交換しなければならない時等は道路や路肩に停めざるを得ません。
高速道路に車を停める場合は三角停止板を設置する事が義務とされているので、設置していないと反則金(普通自動車で8,000円)が課せられて違反点数1点となります。
三角停止板は車には付いていないので自分で購入しなければなりません。
高速道路以外では義務とされていませんが、三角停止板を置いておく事によって認知されやすくなるので一般道でも使用した方が無難です。
タイヤ・ホイール
タイヤ、ホイールは以下の様な理由で必要とする方もいる筈です。
タイヤ、ホイールを安く簡単に買うならタイヤ専門の通販がおすすめです。車種の適合サイズを簡単に検索出来て取付予約を最寄りの提携店に取付予約まで行えます。
また不要になったタイヤ・ホイールはすぐに売った方が高く売れます。
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サンシェード
夏場になると車内温度が50℃以上に上がってしまう事もあります。
サンシェードを使用する事によって20℃位は上昇を抑える事が出来ます。サンシェードは割とかさばってしまう物が多いのでコンパクトにたためる折りたたみ傘式がおすすめです。
ドライブレコーダー
ドラレコの普及率は5割程と言われています。事故の時、相手が嘘の証言等行うと保険の手続きが滞ったり不利になる事もあり得ます。
その様にならない為にも証拠を残すことが重要になります。また、煽り運転の通報に役立ったり抑止力にもなります。
選ぶポイントとして最低限2カメラ(前後カメラ)はあった方が良いでしょう。
カーナビ・カーオーディオ
カーナビ・カーオーディオも買ってもほぼ無駄にはならないでしょう。カーナビに対してはスマホやタブレットの物で十分という方は選択肢としてディスプレイオーディオや通常のオーディオになるかと思います。
洗車用具
自分で洗車を行う場合は最低限の洗車用具は揃えておいた方がよいです。
ウェットティッシュ
もちろんティッシュもあった方が良いですが、車の中では圧倒的にウェットティッシュの方が便利です。
特にドリンクホルダーの周辺だと飛び散ったり、結露の跡が付いたりするのでその様な時に使えるのでとても役に立ちます。
またエアコンやオーディオ周りの様に平らではない所にホコリが溜まってしまいますが、こういった所を拭く時にもそれ程大きくない上に濡れているので適しています。
収納箱
車内を整理整頓する為には収納箱は必需品です。工具から洗車用具等を収納しかさばらない様に出来ます。どこに何があるのか分かる様に仕切りがある物の方が良いでしょう。
車内用フック
ゴミ袋をかけたり、ケーブル等もかけたりと用途は多彩です。特に邪魔にはならないので数個は付けても問題無いと思います。
必要な物と無駄になる物の見極めとして
最低限必要と思われるカー用品を紹介してきまたが、カー用品にはまだまだたくさんあるので他にも買いたい物もあるでしょう。
ただカー用品は割と衝動買いしやすいので本当に必要かどうかの考え方をまとめていきます。
新車のオプションについて
新車を購入する場合は気分が舞い上がっているのでオプションをあれもこれもと付けたくなってしまいます。
ただし、オプションのETC車載器、ドラレコ、カーナビ、オーディオ等は割高な上に選択肢も少ない為、後になって後悔する例は決して少なくありません。
なので新車のオプションについては市販品とよく比べてから選んだ方よいです。
※市販されていない様なパーツ類は付けても問題ありません
設置する物、収納する物は買ってもほぼ無駄にならない
カー用品の中でも買ってもほぼ無駄にならない物は設置する物です。
例を挙げるとETC、ドラレコ、スマホホルダー、ドリンクホルダー、カーナビ(カーオーディオ)、USB充電器等です。設置してしまえばかさばる事もありませんし、設置する事によって役目を果たす物がほとんどです。
また物を収納する袋や箱もほぼ無駄になりません。ただしゴミ箱に限っては個人的には必要無いと思っています。(ゴミ箱を使っている人はごめんなさい)
ゴミ箱を使っている人の車を見ると大体パンパンまで溜め込んだり、細かいゴミが車内に散乱している傾向があります。しかもゴミ箱の中に汚れが付きっぱなしで汚い物もよく見かけます。
ゴミ箱があるからこの様に使ってしまうのでそれなら最初から無い方が良いのではないか?と個人的には思ってしまいます。
私の場合はコンビニで物を買う時は袋もなるべく買い、ストックしておいてゴミ袋としても使っています。ゴミ箱よりもむしろ袋をかけるフックの方が必要ではないかと思っています。
ちなみに私の場合は車に買い物袋等をかける為のフックが付いているのでここにかけています。
買って無駄になりそうな物とは
買って無駄になりそうな物の典型はアクセサリー系でしょう。
アクセサリー系と言ってもハンドルカバーやシートカバー等の様に設置する物はほぼ無駄になりません。これと言った役割が無く装飾だけの目的としたアクセサリー系はほぼ無駄になってしまいます。例えばフロントガラスに付けるマスコットやダッシュボードに置く物等です。
運転するにあたって視界の邪魔になる事もあり得ます。そもそもデザインそのものに飽きてしまったらおそらく後は捨てるだけになるでしょう。どうせ捨てるのであれば芳香剤・香水の様に役割がある消耗品と兼用の物の方が良いでしょう。
自分の家でも使わない物はカー用品としても使わない
カー用品を買う時に気を付けておきたい事は、気になる物があり買おうかどうか迷っている時に日常の自分がそれを使っている習慣があるかどうかを考えてみる必要があります。
例えば車用の小さな掃除機があるとします。普段からよく掃除をする習慣の人はおそらく使うと思いますが、普段から掃除を行わない様な人はおそらく買っても使いません。家にいる時に普段から使っている習慣が無い物であればカー用品として買ってもおそらく使いません。
必要だけど使う機会があまり無いカー用品の場合は?
割と厄介なのはいざという時に無ければ困るけどなかなか使う機会が無い物です。
例を挙げるとブースターケーブル、タイヤチェーン、輪止め、三角停止板、携帯用トイレ等です。あまりにも出番が無いのでいざ使おうと思った時に「どこにしまったっけ?」となりがちです。
この様にならない為にも収納箱で整理整頓しておく事は重要です。
掃除用具、洗車用具のカー用品は種類を持ち過ぎない事
掃除用具、洗車用具でありがちなのは必要以上に色々な種類の物を揃えてしまう事です。
例えば室内を拭く布や洗剤を何種類も買ってしまったり、洗車用具もカーシャンプーからワックスから色々な種類を持ってしまったりしがちです。
ポイントとしてはなるべく種類を減らして同じ銘柄を買い続ける事です。もし買った物がイマイチだった場合でもなるべくなら使い切ってから次の物を買う事をおすすめします。
中途半端に使った状態で残っていると溜まる一方です。また洗車用具を買っても自分で洗うのが嫌になり結局ガソリンスタンド等で「やってもらった方がいい」という人も結構います。この様になる事もあり得るので洗車用具の買い溜めはおすすめしません。
無駄な買い物をしない為には少しずつ買う事
無駄な買い物をしない為のコツとしては一度にまとめて買わない事です。
まとめて買ってしまうと買った事すら忘れて一度も使わなかったり、大きさや仕様等をよく確認せずに買ってしまって自分の車には設置出来なかったり、使えなかったりするという事は決して少なくありません。
実際に私も何度かやらかした事もあります。(笑)
なので車に乗っていて不便さを感じたら少しずつ買っていった方が無難です。特にオーディオ系やドラレコ等の比較的高い物に対しては色々な商品があるので良く比較して自分の使用目的と合うかどうかを十分に確認する必要があります。
カー用品はよく確認して少しずつ買いましょう!
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